酒と猫と株と

まさに生き甲斐!

宇宙戦艦ヤマトに出てくる三段空母にモデルが実在していた!?

宇宙戦艦ヤマトに出てきたガミラス軍の三段空母、
おぼえてますか?

 

実はこの三段空母、
実在したモデルがあったなんてご存じでしたか?
しかも日本海軍といったら驚きですよね。

 

昭和2年に就航された日本初の大型空母・赤城、そして加賀がそうなんです。
上段は着艦と大型機の発艦、下段は小型機の発艦、
中段に艦橋があったそうです。
しかし、飛行甲板の短さから飛行機の性能発達に対応できないという理由から、
赤城、加賀両艦は通常の単段式の飛行甲板に改装されました。

 

残念ながら、
赤城、加賀ともに
ミッドウェー海戦で沈没となっています。

 

このミッドウェーの戦いでは
米軍の太平洋艦隊空母を叩くことが作戦の大きな目的(のひとつ)でしたが、
逆に、米軍により日本海軍の多くの空母が沈められてしまい、
それまで向かうところ敵なしだった日本軍は、
これを機に敗北の道へとむかうターニングポイントになってしまいました。

 

そんなことがあったと思うと、
宇宙戦艦ヤマトが7色星団でドメル将軍率いる艦隊との戦い、
とくにリメイク版の2199のほうなんか、
このミッドウェーの戦いがベースになっているんじゃないかと深読みしてしまいます。


もっとも大和がガミラス側になってしまいますが(笑)。

f:id:nyango-z:20210602145313j:plain

三段式のころの赤城

 

零戦とガンダムの相違点と類似点:その2

零戦ガンダムの相違点と類似点:その1からの続き。

②火力
零戦の機銃には機種の7.7mm機銃2挺と翼内に20mm機銃2挺を搭載され、
特に20mm機銃は当時としては強力な火力であった。
どれほどの威力があったかというと、
B-17フライングフォートレスという米軍の大型戦略爆撃機を数発で撃墜するほど(ただし至近距離ではあるが)。
※愛称のフライングフォートレスとは「空の要塞」という意味。

これはガンダムビームライフルと類似している。
一年戦争も大詰め、
ア・バオア・クーでの戦いで、
ニュータイプとして目覚めたアムロが操縦するビームライフルは敵艦である戦艦ムサイを数発で沈め、
ガンダム、もしくは白いモビルスーツと呼ばれ、
ジオン軍から恐れられていた。
アムロの腕前によるところが大きいが。

零戦も米軍から
零戦と格闘戦はするなとか、
雷と零戦にあったら逃げてよしなど、
当初は無敵であった。
※米軍では零戦ジーク、もしくはゼロと呼んでいた。


零戦の20mm機銃とガンダムビームライフルのほか、
零戦の7.7mm機銃は
ガンダムの頭部に装備された機関砲にあたるのではなかろうか。

火力に関しては
それぞれの象徴ともいう強力な武器が装備されている点では類似している。

以上、
防弾と火力のふたつの観点から
相違点、類似点を探ってみました。

零戦ガンダムはもとい、
当時の軍用機とモビルスーツは共通点があって、
とても興味深い。


零戦以外の軍用機やガンダム以外のモビルスーツの比較もしてみたいです。

 

 

零戦とガンダムの相違点と類似点:その1

前回は
零戦ガンダムで隼はジムに例えられる内容でした。

今回は
零戦ガンダムの相違点と類似点について探ってみます。

近代の軍用機と架空の未来兵器を
比較しようというのは無理がある・・というのは理解しておりますが、
そこは長い目で見ていただきたい(笑)。

 

①防弾
零戦は優れた運動性や長大な航続距離を得るために徹底した軽量化を図り、
防弾面では当時の米軍などの海外の軍用機と比べても防弾面ではかなり劣っています。
当初は旋回性能やベテランパイロットがそろっていたおかげで無敵を誇っていましたが、
米軍がほぼ無傷の零戦を捕獲してから装甲や防弾の脆弱性を突く戦法(サッチ・ウィーブ)になり、
零戦は思うように勝てなくなりました。

ガンダムはどうかというと、
ファーストガンダムの1話で
アムロが初めて載ったガンダム
偵察に来ていたザクが放ったマシンガンの実弾を跳ね返すシーンや、
ガンダムが初めてシャアザクと対戦した時も実弾を跳ね返しています。
シャアもおもわず、
「連邦のモビルスーツは化け物か!」と漏らしています(笑)。
これらより、並み以上の強度があるということです。


以上の観点より
防弾に関しては
零戦の防弾は軍用機としては脆弱、
ガンダムモビルスーツとしては平均以上、
というのがわかります。

零戦ガンダムの相違点と類似点:その2へ続く。

 

 

零戦と隼、違いをモビルスーツに例えると

第二次大戦の
日本の代表的戦闘機というと、
零戦と隼が挙げられます。

 

零戦と隼については
ネット上などで語りつくされておりますので、
このブログでは違った見方で語っていきたいと思います。

 

語るといっても、
専門家やマニアほどの知識は筆者にはございません。
あくまで筆者の知る限りの知識と想像力で語りたいと思います。

 

では、
今回このブログで何を語るかというと、
零戦と隼の違いを
アニメ・ガンダムモビルスーツに例えてみるというやり方で語ってみたいと思います。

 

零戦と隼、
あまり関心のない人が見比べると、
判別がつかないくらい似ています。
実際、当時の米軍パイロットも両機を混同していたこともあったそうです。

見た目がそれほど似ているのですから、
性能もさほど違いがないのではないか?
と思われることでしょう。

しかも搭載されたエンジンも
同じ型式ともなればなおさらそう思わざるをえません。

 

では零戦と隼はどういうちがいがあったのでしょうか。

 

モビルスーツに例えるなら、

零戦ガンダム

隼はジム。

 

説明しよう(^_^)/

 

零戦は空気抵抗を限界まで小さくし、

海軍の無茶な要求に答えるため、

構造や造作がかなり複雑になり、

性能的にかなり優秀だった反面、

構造や造作がかなり複雑になり

量産には手間がかかりました。

 

隼はその点、

量産しやすくするために、

多少性能や火力が落ちることにはこだわらず、

割りきった設計を選びました。

その結果、

零戦に比べ、

性能や火力は劣りますが、

量産性の優れたシンプルなかたちになりました。

 

性能や火力で優れたガンダム

方や、

性能や火力はそこそこながら、

量産性に優れたジム。

 

これが零戦と隼との違いです。

 

 

 

 

 

松本零士氏の漫画について語ります・後編

漫画について

前編に続き、
松本零士氏の作品の特徴についての後編。

②メカの描写が独特で緻密
氏の描くメカの特徴といえば円形のメーター。
999の機械伯爵の顔を思い出していただければわかっていただけるかも。

機械の体の登場人物は
顔の真ん中にメーターがあったり、
服を脱ぐと胸がメーターだったり(笑)。
ありとあらゆるところに円形のメーターが出てきます。


なんといっても描写が細かくて緻密です。

メーターだらけの機械でも、
一つ一つのメーターがしっかり描写されていて、
どれほど時間をかけたのかと驚愕してしまいます。
しかもベースが黒で塗りつぶされた背景に白抜きのメーターが、
宇宙の暗闇の中を飛行する宇宙船の様子がリアルに感じます。

宇宙船ばかりでなく、
畳をひっぺがえすと
床がメーターだらけだったり、
ふすまの押入れを開けると
メーターだらけのトンネルがあったり(笑)、
氏の描くメカの登場の仕方も独特でユニークでもあります。


以上のように
描写が緻密で独特なのも
氏が機械好きでメーターマニアなのだと思うのですが、
ひょっとしたら
フニャっとした時計の絵で有名な
スペインの画家、ダリにも影響を受けたのかもしれないとひそかに思っています。


男のロマン
作中のセリフに見ることができる氏の描きたい世界観だと思います。

「男だったら負けるとわかっていても、戦わなければならない時がある」
「明日のためにきょうの屈辱にたえるのだ、それが男だ」
「男は思い出にナミダするようになったらおしまい」

などなど、
氏が「男とはこうだ!」という思いが
作品にたくさんちりばめられています。

今の時代にそぐわなくなっているようなところもありますが、
当時10代の少年であった筆者はもろ影響を受けてしまいました。
それが良かったのか、
良くなかったのかは判断付きません(笑)。

もし、
松本作品に出会ってなかったら、
違う人生を歩んでいたなと自信を持って言えます。
たぶん。

 

松本零士氏の漫画について語ります・前編

大人になって漫画はあまり読まなくなりましたが、
10代のころはよく読んでました。
とはいっても、
少年ジャンプやマガジンなど
メジャー漫画雑誌で連載されている流行りの作品ではなく、
特定の作家さんの作品を読んでました。

その一人が松本零士氏の作品です。
漫画よりも先にアニメ作品が好きになって
漫画に興味を持った感じです。

宇宙戦艦ヤマトや、
銀河鉄道999がそうです。

それら作品の大ファンでしたので、
漫画の作品に興味がわくのも必然でした。

当時、銀河鉄道999は
少年キングという漫画雑誌で連載されてました。
ぼくは漫画雑誌は買わない派でしたので、
単行本で読んでいました。

今はもう読まなくなりましたが、
あのころ読んだ作品は
影響を受けたなとしみじみ思います。

思い出ばなしはこの辺にしておいてと、
ここからは松本氏の作品について
ぼくが思うことを書きます。

松本氏の作品の特徴は三つあると思います。

①独特な女性美
松本氏の描く絵はすぐに氏の描いたものとわかるほどの個性的で独特です。
氏の描く女性は特にそうで、
まつ毛の長い切れ長の目はとても神秘的で魅了されます。
999のメーテルのように目と長い髪が特徴とも言っていいのですが、
作品中、時折ヌードシーンが出てくるのですが、
胸(おっぱい)の描き方なんか山がふたつのみで乳首がない、

すごくあっさりした描き方なのですが、

曲線がすごくのびやかでなまめかしく、
女性の肌のやわらかさやが目で伝わってくるくらいで、

妖艶なエロスを感じます。


リアルな描写ではないのになんでだろうかと思うのですが、
逆にリアルな描写でないからこそ妄想を掻き立てるのではないでしょうか。

ただし、欠点が一つ。
描く美人は髪型が違うだけで、
どれも似たり寄ったりだということ、かな(笑)。

次回に続く。

ガンダムよりヤマトがすばらしいと思える三つの理由:その③

その③:ヤマトは妄想を掻き立てる壮大なスペースオペラである!

 

スペースオペラとは

SFのジャンルで

宇宙を舞台とした、

アクションあり、メロドラマありの

「宇宙を舞台とした冒険活劇」です。

 

 

 

有名な作品でいえば、

スターウォーズスタートレックなどが頭に浮かぶのではないでしょうか。

それらの作品に匹敵するのが

宇宙戦艦ヤマトであると筆者は断言します!

 

広大な宇宙を

宇宙船を使って星と星を行き来し、

冒険あり、ロマンあり、神秘あり、

そこにすばらしい音楽が相まって、

観る者の妄想神経(?)を刺激してくれます。

 

子供のころ、

小さなテレビ画面越しに

ワクワクしながら

広大な宇宙旅行を妄想していました(笑)。

 

一方、機動戦士ガンダム

SFではありますが、

政治性や人間ドラマもあるなど設定にリアリティがあるだけに、

ヤマトのような壮大な妄想が広がらないんですよねえ。

 

SFとは

サイエンス・フィクションという意味のほかに、

サイエンス・ファンタジーという意味があります。

 

ここではこれら言葉の意味については深堀しません。

 

筆者の言葉の響きから思う解釈ですが、

サイエンス・フィクション機動戦士ガンダム

サイエンス・ファンタジー宇宙戦艦ヤマト、」

そんな感じがしませんか?

 

結論、

宇宙戦艦ヤマト

広大な宇宙を美しい宇宙船が旅するという物語にすばらしい音楽が奏で、

観る者の妄想を大いに掻き立てる壮大なスペースオペラ

 

とはいえ、

ヤマトもガンダムもそれぞれすばらしい大好きな作品です(*^-^*)