酒と猫と株と

まさに生き甲斐!

松本零士氏の漫画について語ります・前編

大人になって漫画はあまり読まなくなりましたが、
10代のころはよく読んでました。
とはいっても、
少年ジャンプやマガジンなど
メジャー漫画雑誌で連載されている流行りの作品ではなく、
特定の作家さんの作品を読んでました。

その一人が松本零士氏の作品です。
漫画よりも先にアニメ作品が好きになって
漫画に興味を持った感じです。

宇宙戦艦ヤマトや、
銀河鉄道999がそうです。

それら作品の大ファンでしたので、
漫画の作品に興味がわくのも必然でした。

当時、銀河鉄道999は
少年キングという漫画雑誌で連載されてました。
ぼくは漫画雑誌は買わない派でしたので、
単行本で読んでいました。

今はもう読まなくなりましたが、
あのころ読んだ作品は
影響を受けたなとしみじみ思います。

思い出ばなしはこの辺にしておいてと、
ここからは松本氏の作品について
ぼくが思うことを書きます。

松本氏の作品の特徴は三つあると思います。

①独特な女性美
松本氏の描く絵はすぐに氏の描いたものとわかるほどの個性的で独特です。
氏の描く女性は特にそうで、
まつ毛の長い切れ長の目はとても神秘的で魅了されます。
999のメーテルのように目と長い髪が特徴とも言っていいのですが、
作品中、時折ヌードシーンが出てくるのですが、
胸(おっぱい)の描き方なんか山がふたつのみで乳首がない、

すごくあっさりした描き方なのですが、

曲線がすごくのびやかでなまめかしく、
女性の肌のやわらかさやが目で伝わってくるくらいで、

妖艶なエロスを感じます。


リアルな描写ではないのになんでだろうかと思うのですが、
逆にリアルな描写でないからこそ妄想を掻き立てるのではないでしょうか。

ただし、欠点が一つ。
描く美人は髪型が違うだけで、
どれも似たり寄ったりだということ、かな(笑)。

次回に続く。