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まさに生き甲斐!

宇宙戦艦ヤマトに出てくる三段空母にモデルが実在していた!?

宇宙戦艦ヤマトに出てきたガミラス軍の三段空母、
おぼえてますか?

 

実はこの三段空母、
実在したモデルがあったなんてご存じでしたか?
しかも日本海軍といったら驚きですよね。

 

昭和2年に就航された日本初の大型空母・赤城、そして加賀がそうなんです。
上段は着艦と大型機の発艦、下段は小型機の発艦、
中段に艦橋があったそうです。
しかし、飛行甲板の短さから飛行機の性能発達に対応できないという理由から、
赤城、加賀両艦は通常の単段式の飛行甲板に改装されました。

 

残念ながら、
赤城、加賀ともに
ミッドウェー海戦で沈没となっています。

 

このミッドウェーの戦いでは
米軍の太平洋艦隊空母を叩くことが作戦の大きな目的(のひとつ)でしたが、
逆に、米軍により日本海軍の多くの空母が沈められてしまい、
それまで向かうところ敵なしだった日本軍は、
これを機に敗北の道へとむかうターニングポイントになってしまいました。

 

そんなことがあったと思うと、
宇宙戦艦ヤマトが7色星団でドメル将軍率いる艦隊との戦い、
とくにリメイク版の2199のほうなんか、
このミッドウェーの戦いがベースになっているんじゃないかと深読みしてしまいます。


もっとも大和がガミラス側になってしまいますが(笑)。

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三段式のころの赤城