梅雨の時期に思い出すアジサイのこと。
大学時代、
生物の授業でアジサイについての講義があったのを今も覚えています。
アジサイには大きく分けて
原種のガクアジサイと
品種改良されたセイヨウアジサイの二種類があるというはなし。
アジサイは土壌によって花のいるが変わり、
一般に土壌が酸性なら青、アルカリ性なら赤の花になるということ。
なんでこんなことを今も覚えているんだろうと不思議にさえ思います。
アジサイについて知っているからと言って
なんの得もありませんが、
そういうどうでもいいことの知識を
積み重ねていくことで、
こころの引き出しが増えていくんだろうと思います。
今の時代、
ネットで簡単に調べられますが、
そのために頭や心の中に
知識の蓄積がされなくなってきているのではと
ふと思うときがあります。
知識はそれでおしまいではなく、
それについて考えることで深まり、
知恵や情緒が育っていくんじゃないかと思います。
アジサイを見るたび
頭の中であの当時が反芻され、
ちょっとこころが豊かになった気分になります(*´ω`*)