酒と猫と株と

まさに生き甲斐!

今回のコロナウイルス騒動で気付かされたこと。

昨日、緊急事態宣言解除が決定されました。

少しずつ日常が戻ってくるのだろうかと不安と期待が入り混じった気持ちです。

それでもやはり期待しちゃいます。

 

緊急事態宣言解除決定から一日が経ちましたが、

いまだアベノマスクは届いてません。

10万円の給付金はいつになるのだろう。

今回のコロナ対策で政府の動きを見て分かったことがありました。

それは❝日本はスピーディーに決断できない❞です。

 

コロナ対策をスピーディーに決断して対処していれば・・という話ではないのです。

 

たとえばアベノマスクなんかも

もっと早く迅速に国民に配布していたら印象は変わっていたであろう。

10万円給付も迅速であれば思うのですが、

もちろん役所の公務員さんも懸命に働いているのでしょうが、

遅いですよね。

 

これは日本の政府やお役所だけの問題ではないんじゃないかとふと思いました。

 

数年前のネットの記事で、

外国のビジネスマンが日本の企業の印象について

「決断が遅い」「スピーディーでない」などがあるそうで、

それによって中国や韓国に市場を奪われてしまった分野が少なくない。

 

これは個人においても

当てはまる部分があるんじゃないかって思うんです。

 

ぼくら日本人って、

自分で決めたりするのが苦手だったりしませんか?

まわりの人たちの顔色を伺って行動する。

 

空気を読むのは得意でも

リーダーシップをとるのは不得意。

 

ぼくも仕事をしていて、

何か決断しようとするとき

上司に承認を得ないと・・なんて上司の返事を待っていたら

業務が遅れてしまったというのは多々ありますし、

逆に部下から判断を求められることもありますが、

「それくらい自分で判断してよ」って思うこともしばしば。

 

日本人は一生懸命働くのだけれど、

そういう構造的な問題のため、

結果として「遅く」なり思うような結果を残せない。

政府やお役所ばかりでなく

職場やぼくらの身の回りの多くがそうなんじゃないかなって。

もっと辿っていくと、

ぼくらひとり一人がそうだから。

 

構造改革とよく聞きますが、

今回のコロナウイルスによって

ぼくたち個人のこころの構造改革が必要なのではと

気付かされたような気がします。

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