「青くて痛くて脆い」を観てきました。
今日久しぶり映画を観てきました。
「青くて痛くて脆い」。
前から気になっていたので、
朝一番の上映を選んでの鑑賞です。
感想はとても面白かったです。
話しも面白かったですし、
いろいろと考えさせてくれる内容でもありました。
主人公の田端楓が通う大学で声をかけてきた秋吉寿乃と
世界平和を実現するという目標を掲げた秘密結社サークル”モアイ”を結成する。
最初は距離を保ちながら仲良くやっていたが、
サークルが徐々に大きくなっていくにつれて二人の間に距離ができていき、
そして3年後、
サークルを離れた田端が、
巨大な就活サークルと化したモアイをぶち壊そうと行動する・・といった内容です。
映画は田端視点で進みます。
観ている自分は、
だんだん田端の異常なまでの行動に、
サークルを離れてしまった田端にも非はあるんじゃないか、
秋好と心が離れてしまう前に
自分の意見をぶつけるべきだったのでは?と、
見方が変わっていきます。
内容についてはこれ以上触れないでおきます。
映画の中で
”なりたい自分になる”というフレーズがでてきます。
田端はやってしまった行動を後悔し、
もし過去でこういう風にしていたら、
なりたい自分になっていたかもしれないと
回想するシーンがあります。
田端にとってなりたい自分とは?と考えました。
秋好と出会う前は
自分が傷つきたくないからと、
人との間に距離を持って煩わしい人間関係を遠ざけようとしていたが、
実は天真爛漫な秋好がうらやましかったのではと思うのです。
まさになりたかった自分は
秋好のような自分だったのではないか。
映画を観ながら
学生時代を思い起こしました。