妄想的日本人論。
前回は自粛警察を通して日本人の集団心理について
自分の思うところを書きました。
現代の日本人も戦中の日本人もそんなに変わっていないのではないかと
いう話でした。
決して悪いことばかりでもなく、
東日本大震災の時に見せた思いやりや助け合いの精神は
日本人でよかったと思わされたものです。
よく日本人は精神論に傾きやすいと聞きます。
全てのものに魂が宿るというような考え方から来ているんじゃないかなって。
日本人って無宗教が多いといわれているけど、
そのくせ占いや心霊現象にはとても関心があったりする。
そういう目に見えないものを思う気持ちが、
日常になってて、
特に宗教を必要としていないから
特定の宗教が日本人をとらえることができない。
目に見えない、
精神的なものが私たち日本人を支配していて、
時に極端な思考として
精神論に傾きすぎて
科学的なことを無視して無理しちゃう、
なんてことが起きるんじゃないかって思うんです。
そういった精神論や
集団心理が結びついちゃうと、
危なっかしい方向に行っちゃう。
なんて、
妄想的な日本人論を書きました。