酒と猫と株と

まさに生き甲斐!

過去の西武ライオンズと今の埼玉西武ライオンズの方向性についての考察。

今日のライオンズは完封負けでした。

まあこういうときもあります。

上位3チームが仲良く負けてくれたおかげで、

順位変わらず、首位との差は1ゲーム。

 

とくにゲームについて書くことはしません。

 

今日もまたユニホームについて綴りたいと思います。

まぁ、誰も読まないブログなんで好き勝手に書かせてもらいます。

 

ぼくが小学生の時に西武ライオンズが誕生して

所沢にやってきました。

球団のマークは吠えるレオの横顔にライオンズのロゴ。

ユニホームもご存じのように

ターコイズブルーにレオとロゴがデザインされたキャップに

ライオンズのロゴの入ったユニホーム。

ビジターはSEIBUのロゴの入った真っ青な上下のユニホーム。

ホームユニはまだしも、

ビジターはなんであんなデザインなんだと

子供ながらに不思議に思いました。

 

それはともかく、

ホームもビジターも

あのユニホームは子供を意識したデザインであろうことは

子供の時分にもわかっていた。

所沢の田舎に足を運ばせるには、

大人が子供を連れて西武球場西武遊園地につれていくイメージだったのでしょう。

 

たしかに子供のファンは増えたと思います。

GWの西武球場での試合は超満員だったように記憶しています。

 

ただ、

平日の試合は閑古鳥の声が聞こえてきそうなほど、

ガランとしてました。

 

そうです、

大人のファンがなかなか西武に付かなかったのです。

黄金期のように強くなっても、

思うようにファンが増えません。

 

ふつう、

あんなに強かったら、

清原や秋山のようなスーパースターがいたのに、

セリーグのどのチームにも人気面では負けてました。

 

いろんな要因はあったと思いますが、

ぼくはあのユニホームも一因があったと思ってます。

 

デザインがいいか悪いかというよりも、

コンセプトを

子供のファンを増やす方向から、

大人のファンを増やす方向へ舵を切らねばならなかったと考えるのです。

 

もし黄金期がそんなに長く続かなかったら、

もっと早く変わっていたのではないかと思うことがあります。

 

想像してみてください。

もし、

レジェンドブルーのユニと

ライオンズブルーのユニの立場が逆だったらどうだったかと。

 

ライオンズブルーのあのユニホームは

今でこそあの黄金期があったからこそ

カッコよく見える。

強そうに見える。

 

しかし、

そういう先入観がなかったらどうか?

21世紀になって

ブルーにレオのマークが入ったキャップをかぶって

あのユニホームを選手が着ることをファンは受け入れられたでしょうか?

 

極端なたらればな話ですが、

もちろん伝統が大事で、

強かった当時のユニホームというのはファンにとっては憧れではあります。

それは否定しません。

それはそれで尊重すべきです。

 

ただ、

昔のほうが良かったと、

時代を逆に行ってしまうようなことは絶対にやめるべき。

今の路線で進化させるほうが得策だと思います。

 

幸い、

今のユニホームになってから、

ファンも増え、

グッズの売れ行きも上がったと聞きます。

今のところ方向性は間違っていないようです。

 

伝統を大切にしつつ、

進化する方向へ向かってほしいとぼくは願います。